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Blog実例紹介

成功する農家のメソッド

2002.05.10肥料は「微生物酵素」で、有機分解/難解ミネラル溶解、豊富な栄養源に転換で吸収力/生産性アップ

皆様の参考になれば幸です。
掲載に不都合がある場合は、ご連絡ください。


肥料と微生物
肥料を施用する際は、注意すべき現象が2つある。
窒素飢餓」と
ガス障害」だ。
窒素飢餓とは、炭素率の高い(20以上)有機肥料を施用した場合に起き、微生物が有機物を分解する際に土壌中の窒素を体内に取り込んでしまい、作物が窒素を吸収できず育たなくなってしまう現象である。
ガス障害は、炭素率の低い有機肥料でも生じる問題で、分解されやすい有機物が急激に微生物によって分解されることで、二酸化炭素やアンモニアガスが生じ、生育を阻害してしまう現象だ。
一見厄介な問題に思われるかもしれないが、解決策は簡単である。
ただ「待つ」だけだ。
どのくらい待てばよいかというと、有機肥料の施用量にもよるが長くても1ヶ月程である。
1ヶ月は、長すぎると感じるならば完熟堆肥を使う手もある。
完熟堆肥とは、分解されやすい有機物がほとんど、微生物によってすでに分解された堆肥である。
この堆肥は分解されにくい有機物だけが残っており、土壌中で急激に分解されることがないため問題が生じにくい。
その代わり、堆肥化の過程で窒素がアンモニアガスとして排出されているため、窒素の供給源としては期待できない。
有機肥料と化成肥料の使い分け
化成肥料の利点も簡単に説明する。それは「即効性」と「高い肥料成分の割合」だ。
肥料を与えたいときに与えられ、有機肥料に比べ少量の施用で済む。
さらに肥効が長期間持続するタイプもありとても利便性が高い。
次は費用面に関してだが、有機肥料と化成肥料で等量の肥料成分を施用したとすると、有機肥料の中でも家畜糞堆肥であれば化成肥料より安い。
しかし、家畜糞堆肥は窒素の割合がリン酸、カリに比べ低いため、単独では使いづらい。
これまでの有機肥料と化成肥料の特徴を加味すると、有機肥料(家畜糞堆肥)をリン酸とカリの供給源と土壌改良材として、化成肥料を窒素の供給源として使用することが妥当だろう。
また、有機肥料は元肥と相性が良く、化成肥料は追肥に適している。
注意点として、有機肥料はゆっくりと分解しながら効くため、連用する場合は土壌診断をして成分のバランスを考えた施用を行うことだ。
特に家畜糞堆肥の場合、リン酸、カリが過剰になる可能性が高い。
また、有機肥料は微生物の活動により肥効が左右されるため、低温時は肥料効果も低くなることも考慮する必要がある。
最後に、個性が強い有機肥料であるが、うまく利用できれば病気の抑制や土壌物理性改善に効果的で利点も多い。
有機肥料、化成肥料の長所を上手に発揮させ、収量増加を目指そう。
微生物と酵素とは
化学反応を触媒する生体触媒(酵素)
生産者, 消費者, 環境に優しい、こだわり
有機 / 慣行栽培で、「微生物 酵素」
JAS法によれば、有機野菜とは「科学的に合成された農薬, 肥料および土壌改良資材を2年以上使用せず、厳格な堆肥などにより土作りを行った圃場で栽培されたもの」とある。
※ 曖昧な有機物で出来ている「堆肥や米ぬか, 家畜糞尿」などは、有機肥料ではありません。
有機肥料と化学(化成)肥料について、理解しましょう。
※ 有機/ 化学(化成)肥料は、どちらも自然界にある物質です。
有機栽培の場合
有機肥料は、動物や植物といった有機物の魚粉や油粕などで生成された肥料
慣行栽培の場合
化学肥料は、無機質の原料(空気中の窒素や鉱石など)から化学的に生成した肥料。
※ 化成肥料も人の手で、科学的に単肥/ 複合配合に加工された化学肥料の一種。
一概に「有機栽培だから、慣行栽培だから」と言って、分けられない…
消費者に誤解を生まないために
有機肥料は、土中にいる微生物のための有機物。
有機物の肥効が表れるのは、微生物の分解で養分として根から吸収されてから。
化学肥料の特徴は、健全生育に必要の栄養成分を即効性に供給しやすいところ。
大量生産 安定供給を求る
農業で収益を得るためには、大量生産に安定供給が重要です。
過去の使い方が消費者にとって、「有機が善で化成は悪」のようなイメージがついた。
消費者に向けて「有機肥料と化成肥料」の正しい情報を伝えるよう努力します。
植物が元気に育つためには16の元素が必要だとされています。
それは、「炭素, 水素, 酸素, チッ素, リン, カリウム, カルシウム, マグネシウム, 硫黄, ホウ素, 塩素, 銅, 鉄, マンガン, モリブデン, 亜鉛」。
この中で、酸素、炭素、水素の3つは、水や空気として根や葉から吸収します。
自然界では特に人が与えなくても供給され、これ以外の元素が、いわば人にとっての栄養素に当たります。
主に根から吸収される成分のうち、植物の生育に特に重要なのがチッ素、リン酸、カリ(カリウム)の3つです。
この3つは植物がたくさん利用するために不足しがちで、大きな葉や果実を付ける植物の場合は特にたくさん必要になります。
この不足しがちな3つをはじめとして、不足しがちな成分を補うのが肥料です。
・ 養分吸収のメカニズム
・ 三要素効果にミネラル補給
・ 養分吸収量 + 葉面散布
・ バランスよく養分吸収で生理生態
・ 特性活性
 
養分吸収のメカニズム
1)エネルギーを必要としない
  受動的吸収
・拡散による吸収
 イオンが高濃度側から低濃度側に移
 動する現象。
・細胞間隙や細胞壁にはイオンが自由
 に出入りできる領域が存在するが、
 根の内部の方が外液より濃度が高い
 ことが多く、拡散による吸収は起こ
 りにくい 
・交換吸着による吸収
 細胞壁はマイナスに荷電しておりプ
 ラスイオンを吸着する。
 を根の吸着基は連続的に分布してお
 り吸着されたプラスイオンがイオン
 交換繰り返しながら、順次内部へ移
 行していく。
根の吸着基の容量は双子葉植物の方が単子葉植物より高い。 
・マス, フローによる吸収
 根によって水が吸収される際、水に
 溶けている養分も一緒に根表面から
 細胞間隙を通って、中心柱へと移行
 し吸収される。
このようなマス・フローによる吸収はカルシウムやケイ酸で認められる。
カルシウムの吸収が若い根(毛根)で活発なのは、古い根には内部にカスパリ帯が形成され、リグニンやスベリンが付着し、水の移行の障害となっているためである。
養分吸収のしくみ
2)エネルギーを必要とする
積極的吸収
養分濃度の薄い外液から濃度の濃い細胞内への養分の取り込みを進めると同時に、養分の選択的吸収が生じる。
 
・坦体による吸収
 イオンは、単独では根の原形質膜を
 透過しにくいが、それぞれの養分固
 有の担体イオントランスポーターと
 結合することによって、透過しやす
 くなり吸収される。
 
・プロトン・ポンプによる吸収
 細胞内でATPが ADPと無機リン酸
 に加水分解されるとプロトン( H
 ++)が生成され細胞外に放出され
 る。
これにより細胞膜の内外でプロトンの濃度勾配が形成され、細胞内が電位的に負になると、このプロトンが異なる部位から細胞内に流入し、それに伴ってイオンが吸収される。
 
葉面からの吸収(葉面散布)
◆葉面散布に向いている成分
・尿素、微量要素
 作物は必要な養分の大部分を根から
 吸収するが、一部は葉から吸収する
 ことができる。
 高濃度の肥料溶液を散布すると濃度
 障害が出るので、多量要素では散布
 できる量が制限される。
ただし、尿素は比較的濃度障害が現れにくく、吸収速度も比較的速い。
微量要素は、少量の施用で効果があるので、葉面散布がとくに有効である。
微量要素を土壌に施用する場合では、土壌に吸着されて不可給態化が起
こるが、葉面散布では直接植物に利用されるので、施用効率は高い。 
効果的な葉面散布の方法
葉面に散布された養分は、葉の表面のクチクラ層を通って内部の柔組織に到達する。
しかし、クチクラ層の表面はワックスでおおわれており、水をはじく性質があるので、あらかじめ適当な展着剤(界面活性剤)の使用が効果的である
 
養分吸収に及ぼす環境要因 
温度
養分吸収は、一般に温度が上昇すると増加するが、ある温度で最大となり、それ以上では減少する。
養分吸収が最大になる温度は、通常 40°前後であるが、植物種や生育時期などで異なる。
温度が低下したときの養分吸収に対する影響は、イオンの種類によって異なっており、リン酸などで大きい。
明所においた植物は、暗所においた植物よりも養分吸収が進む。
この場合も、照度が低下したときに吸収低下が著しいのは、窒素,リン酸,マンガンなどであり、カルシウム,マグネシウム,ケイ酸はあまり影響されない。
酸素
養分吸収に必要な呼吸を盛んにするためには、根の周りに酸素が豊富になければならない。
土壌が還元状態になると養分吸収は阻害される。
畑作物では、土壌の物理性を改良して通気性をよくするのはこのためである。
酸素不足で起こる吸収阻害の程度は元素の種類によって異なる。
水稲の場合は、地上部から地下部へ通気組織が発達しており、これによって根の呼吸に必要な酸素が供給されるので、湛水しても養分吸収が可能になっている。
(進化の過程で獲得した機能)
「土, 野, 菌, 酵」で、活性化を提案…
連作障害, 病害虫障害, 老弊不潔化, 地力減耗など
花卉, メロン, 西瓜, イチゴ, トマト, 茄子, キュウリなど
温室と、タマネギ, ジャガイモ, 大根, エンドウなど
露地栽培を問わず蓄積している塩類障害や連作障害
あるいは用土の疲弊は、悩みのタネとなっています。
「土, 野, 菌, 酵」の活性化重症に陥っている老朽化した土壌、水分、作物を鍛え直します。
どのような床土や古い土(露地・ハウス・温室・鉢土)でも、「微生物 酵素」を使用することで大抵の欠落土壌は100%近く健康を回復させます。
農土の砂漠化 ─ ─ 回生の妙策は…
連作障害・塩類障害・老弊不潔化・地力減耗など、
土や根から鍛え直し、健全滋養作物の生産を実現!
花卉, メロン, 西瓜, イチゴ, トマト, 茄子, キュウリなど温室と、タマネギ, ジャガイモ, 大根, エンドウなど露地栽培との区別を問わず、土に蓄積している塩類障害や連作障害あるいは用土の疲弊、悩みのタネとなっています。
「土, 野, 菌, 酵」は、重症に陥っている老朽化した土壌, 水分, 作物を鍛え直します。
どのような床土や古い土(露地, ハウス, 温室, 鉢土)でも、「土, 野, 菌, 酵」を混ぜることで大抵の欠落土壌は100%近く健康を回復させます。
総合栽培 管理資材
土の構造を団粒化
欠陥体質土壌(砂質, 火山灰, 砂れき, 団塊化土, 重粘土, 粘結固化, 無味貧弱土, 要素欠乏土, 多肥による塩類濃度の集積、バクテリアの異常繁殖土、pH偏向土など)の改善。
保肥力が大きいので、肥料を20%ほど確実に節約できる!(肥料の貯金箱)
窒素過多による「軟弱徒長化, 水ぶくれ, 早期老衰, 品質劣化」を防ぎ、適時肥効作用の働きにより、充実した健康体に育ち上げます。
➡成果として、花体、葉体、稔実体、結実体は容姿正しく、品質・食味・収穫量を向上させます。
「微生物 酵素」には、微生物が持つ分解と溶解から溶け出る可溶性成分の生理活性物質が、土質環境のpH調節と作物生体の全細胞組織を活性化する作用があります。
養分吸収力向上させる働きがあり、光合成/生合成機能作用が旺盛に営まれ、バランスの良い健全生育の体質強化に達成させるため老化現象が見られなくなります。
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