2012.01.29慣行農法（栽培）が「ジオバンクメソッド 」で、高品質に安定多収穫
慣行栽培（農法）に
「微生物と酵素」
「ジオ バンク メソッド」実践で検証
化学肥料は、人体に悪影響を及ぼすとか自然環境を破壊するなど、根拠のない風評があります。
化学肥料の原材料は、もともと天然素材を原材料としています。
慣行農法（栽培）とは
化成（合成）肥料
化学肥料とは、無機質を原料に化学的工程で作られた肥料。
有機肥料とは、動,植物性の有機物で、肥料成分（窒素,リン,カリウム）を含む原料とした肥料。
たい肥,米ぬか,家畜ふん尿,下水汚泥は、有機物質が主体でも公定規格に決められづ、特殊肥料に指定されて法律上では、有機肥料ではない。
硝酸態窒素の低減野菜を栽培
化学、有機肥料を問わず野菜には、多くの硝酸態窒素が含まれています。
硝酸態窒素が、人体で亜硝酸やニトロソアミン体に変換された場合、メトヘモグロビン血症,発ガン,生殖機能障害といった健康被害を引き起こすと考えられています。
（幼児への影響が懸念）
・微生物とは、「生物」
・酵素とは「消化, 吸収, 代謝の化学
反応を促す生物学的触媒」
目 的
ミネラルは、施肥/ 潅水しただけで、植物に吸収されない。
拮抗作用では、カリと苦土と石灰, 相
乗作用では、カリと鉄,苦土とホウ素
などの組み合わせのように、栽培理
論や土壌や肥料の成分などを理解す
ること。
※ 観念（哲学）的ではなく、化学的
論理的に何をすべきか、メカニズ
ムを理解すること。
作 用 と 効 果
光合成産物（炭水化物）を補充し、
アミノ酸の合成能力を高めます。
生育ステージが早くなります。
糖度や品質, 食味が向上し、収量増加が期待できます。
免疫力を向上させます植物本来の力を発揮させ、免疫力, 活性力を高めます。
微生物資材「ズット デルネ」
土中微生物は、団粒構造をつくり、堆肥中に含まれる籾がらやバークなどの粗大有機物と併せて通気性や排水性など、土壌の物理性を改善します。
素材と製造法
「ズット デルネ」とは、植物系繊維, 動物系繊維, 微生物を原料に、複合タンパク質分子であり、化学反応を加速させたり、自然では起こらないような生化学的反応を触媒したりします。
農業用の多種多様の微生物は、カルボヒドラーゼやプロテアーゼ、リパーゼ肥料や成長促進剤, 制御剤などとして使用されています。
酵素資材「リズム３」
葉の表面にあるクチクラ層の極微小孔や気孔から吸収されるとされている。
クチクラ層の極微小の穴は、気孔を取り巻く孔片細胞に多いので、気孔の数が重要になってくる。
葉面から肥料を散布する際、液材は葉表に当たりやすいから、葉表に気孔の多いことは好都合になる。
特 徴
クチクラの極微小孔や、気孔のサイズと栄養素の大きさの関係クチクラの極微小孔や、気孔は非常に小さいので、栄養素がこれらの穴から入るのだろうかといった疑問が湧いてくる。
クチクラ極微小孔は、1～2ナノメーターぐらいの大きさで、これは1mmの百万分の１～2にあたる。
ブドウ糖やアミノ酸ですら、1ナノメーター程なので、通過できそうだ。
また、もっと小さな分子であるイオン態の栄養素カリウムや鉄などは十分に入れる大きさである。
葉から根まで転流するのか尿素を葉から吸収させた場合と、根から吸収させた場合の尿素の分布がわかる。
この画像をみると、葉から吸収させた尿素は明らかに根まで転流し、他の葉や茎にも移行していることがわかる。
尿素では、根から吸収させた場合よりも、移動が大きい。
放射性同位体を用いた研究は芝草でも行われており、葉から根までの転流が明らかとなっている。
葉面散布資材の工夫
ワックスは散布水をはじいてしまうから、専用の葉面吸収資材には、ワックスにはじかれないよう工夫がなされている。
また、米国の専用資材には短時間だけ気孔を開かせ、葉面から急速に吸収させる技術も取り入れられている。
特に重要なのが散布水量である。
40ml/㎡前後の極少水量で散布することが必要で、80ml散布になると60％程に吸収が低下して、残りは地際部へ落下してしまう。
葉面吸収施肥の利点
葉面から吸収させる施肥法のメリットは、土壌の環境の影響を受けないこと
①リン酸過多の施肥をしてしまって
他の栄養素と固結している。
②夏場、根が衰退している。
③春先、地温が低く、根や土壌微生
物の活性が低い等の理由で根から
栄養を十分に吸収できない時に、
非常に効果がある。
※生長期では、1～4時間で栄養素の
大半を吸収させることができる大
きなメリットである。
栄養素の吸収量を 的確に指定して施肥できることや、スプーンフィーディングによる細やかな施肥管理が できる。
アミノ酸とは
リズム３のアミノ酸は、植物由来、微生物由来で構成されており、植物に最も適しています。
成分と製造法
- 植物性アミノ酸 (微生物由来:サトウキビ,大豆由来,大麦,小麦由来)
- 低分子有機酸
- 植物性乳酸菌, 酵母, 乳酸菌
- 核酸
- ビタミン類
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