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Blog実例紹介

成功する農家のメソッド

2016.05.12こだわり美味ミカン栽培は「微生物酵素」で、高品質に安定多収穫メソッド

皆様の参考になれば幸です。
掲載に不都合がある場合は、ご連絡ください。


みかん(ミカン)栽培のポイント
 収量増加,品質,食味(糖度)向上,果実肥大,玉肥大,果肉充実,樹勢回復,温州みかん,生殖成長,着色促進,隔年結果

基 本 情 報
学名:Citrus unshiu(ウンシュウミカン)、C.reticulate(ポンカン)、C.kinokuni(キシュウミカン)
和名:ミカン(蜜柑)
その他の名前:デコポン、温州みかん、紀州みかん、ポンカン、クネンボ(九年母)、タチバナ(橘)、コウジ(柑子)
科名 / 属名:ミカン科 / ミカン属
種 類
柑橘類(みかん,オレンジ)には、たくさんの種類がありますが、ここでは代表的な種類をご紹介します。
温州みかん
和名はウンシュウミカン、学名はCitrus unshiuといいます。
日本を代表するみかんで、たくさんの品種が存在します(青島、宮川、日南、興津など)。
果実の収穫時期に応じて、極早生、早生、中生、晩生と分類されます。
夏みかん
和名はナツミカン、学名はCitrus natsudaidaiといいます。
甘さよりも、爽やかな酸っぱさが特徴の夏に収穫できるみかんです。
みかんを甘くする肥料⁉
「これを施せばみかんが甘くなる」という魔法の肥料はありません。
適切な手入れ(剪定,摘果,潅水など)が、甘いみかんをつくる。
特に早生のみかんの場合は、摘果が大きく影響します。
光合成で作られた糖が、限られた実に集中して蓄積されます。
最も大事なのは日当たりで、葉面散布も美味しいみかんを作る上では重要。
みかんの木へ肥料⁉
みかんの果実を甘くするだけでなく、みかんの木(樹勢)を強くしたいということもあるでしょう。
そういった場合には、肥料の与え方を工夫するとよいです。
具体的には、根を中心に少し離れたところ(枝が伸びる位置くらい)に10cm程度の穴を掘り、肥料を埋めます。
樹木が根の先端から栄養を吸収する性質を利用して、木(樹勢)を強くします。
樹木は、伸びた枝の下辺りまで根が伸びているのです。
みかんに施肥を行う場合は、「有機肥料」や「速効性の化成肥料」を施肥するのが効果的で、新芽や花芽の増加、果実の着果や結実の促進、根張りの強化が期待できます。
当サイトでは肥料と合わせて植物由来の活力剤「リズム3」をオススメしております。
「リズム3」は、植木の細根を発達させ、光合成能力を発達させる働きを持っているため、肥料と合わせて使用することで土中に溶け出した肥料分を効率よく摂取させることができます。
また「リズム3」は、緩効性の熟成アミノ酸,酵素剤なので、単品では肥料焼けを起こさないので弱っている樹木の場合でも安心してご使用頂けます。
肥料焼け(肥料のやり過ぎ)で、樹木が弱っている場合は、肥料を与えないようにして「リズム3」のみを使用すると効果的で症状の改善が期待できます。
日持ち(鮮度)や糖度向上の原動力
糖度を上げるためには、光合成を促進させる「リズム3」の葉面散布が、糖度上昇に大きな効果を発揮します。
また浮皮を予防し、果皮強化および腐敗軽減や鮮やかな果皮色に仕上げる着色促進を目的にこうかてきです。
ミカンの品質には、内容品質と外観品質があり、生育ステージごとに肥料(微量要素)が重要です。
カルシウム(カルシェ)を何度も葉面散布して、肥大が良くし,実を締まり、腐れも減少。
なぜみかんには表年・裏年があるの?
みかんは豊作の「表年」,不作の「裏年」を1年ごとに交互に繰り返す「隔年結果」が起きやすい果樹です。
隔年結果が起こりやすい要因は主に2つあります。
1つ目は、植物ホルモンである「ジベレリン」の影響です。みかんの果実の中で生成されたジベレリンは、枝の中を流れて果実の近くの芽に働きかけ、花が付くのを妨げます。
そのため、果実がなった新梢には翌年は花が咲かず、結実もしなくなってしまうのです。
2つ目は、糖の不足です。夏季に光合成によって作られた糖は、葉や枝、根の成長、果実の肥大に使われます。
使われなかった糖は枝や根などに蓄えられ、この糖を使って冬の間に翌年の花芽ができます。
ところが、前年に果実を付けすぎると、果実の生長に糖がたくさん使われるため翌年の花芽を作るための糖が不足します。
その結果、翌年は花芽が減り、果実の付きも悪くなってしまうのです。

毎年 安定生産の栽培技術【樹体の改善編】
みかんの隔年結果を防ぐためには、摘蕾・摘果、剪定などを適切に行うことが重要です。
ここでは、連年安定したみかんの生産をめざして、樹体の改善技術の基本を学んでいきましょう。
縮伐や間伐で独立樹栽培を行う
まず、みかんを栽培するほ場は、間伐して独立樹になるように整えましょう。
密植するとみかんの樹に日光が当たらず、立ち枝が増え、うまく結実しにくくなります。
また、根も密集するため干ばつに弱くなり、樹木の生育状態を表す「樹勢」も弱くなります。
株間を広めに取って剪定をごく軽くすることで、葉数が増加し新梢が短く揃って、毎年安定して生産が見込める連年生産型の樹相に転換できます。
独立樹栽培は日光が十分に当たって実も生長しやすいだけでなく、農薬も行きわたりやすくなり、病害虫の発生抑制につながります。
剪定の基本は「弱剪定」
整枝や剪定では、日光がまんべんなく当たること、どの枝にも容易に農薬が行きわたること、そして作業がしやすい樹形にすることをめざします。
これらを念頭におき、大枝→中枝→小枝の順に整枝・剪定を進めていきましょう。
基本的に、温州みかんは開花期前後にごく軽く「弱剪定」をしますが、収穫時期や前年の着果量を考慮して、どの程度整枝・剪定するかを決めるとよいでしょう。
着果量別の剪定方法
1. 前年の着果が多かった樹
整枝・剪定はなるべく遅く行います。着蕾を確認してから間引き剪定をするなど、軽めに整枝・剪定をしましょう。
2. 連年安定生産している樹
着花と葉数のバランスを保ちながら、できるだけ軽めに整枝・剪定を行います。
樹冠内部まで光が入るように、亜主枝上の立ち枝や内向枝を取り除きます。
3. 前年の着果が少なかった樹
整枝・剪定を行っても新梢があまり発生せず、翌年の結果母枝(新梢のでるもとの枝)を確保することができません。
そのため、早めに整枝・剪定し、「切り返し剪定」をメインに新梢を出すことに注力しましょう。
後期重点摘果でみかんの品質を向上
「おいしいみかん」と評価される具体的な要素には、果皮が濃い橙色で、果皮と果実の間にできる隙間(浮皮)がなく、酸味は少なめで糖度が高いことなどが挙げられます。
このようなみかんを栽培するためには、上記の弱剪定と後期摘果を重点的に行います。
後期摘果のメリット
・着果ストレスがかかり果皮が早くなめらかになる
・糖度が高くなり、おいしくなる
・色づきの開始が早くなる
・生活習慣病の予防に有用とされる「β-クリプトキサンチン」が増加する
・貯蔵炭水化物が十分蓄積され、翌年の着花・新梢とも多くなる
果皮が早くなめらかになったら摘果してもよいというサインです。
ただ、着果が多い樹の場合は早めに摘果を行います。
摘果の時期と程度については、下表を参考にしてください。
使 用 法
購 入




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