2016.05.12こだわり美味ぶどう栽培は「微生物酵素」で、高品質に安定多収穫メソッド
皆様の参考になれば幸です。
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基 本 情 報
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基 本 情 報
ぶどう科ぶどう属に、分類されます
ぶどう属(学名:Vitis)
祖先は、世界中で自生していて、氷河期(約1万年前)に絶滅し、南ヨーロッパ、南コーカサス、東アジア、北アメリカ で奇跡的に生き残り、現在に至る。
ぶどうは、果実の色が「赤ぶどう、黒ぶどう、白ぶどう」に区別される。
代表的に人気の巨峰、シャインマスカット, 甲斐路, デラウェア, ナガノパープルがあります。
種なしのぶどうは、消費者に人気がありです。
(ぶどうに授粉樹は、他受粉,
一株だけでも受粉します)
種ありの方が、甘み, コク, 香りの全てが上回って、美味しいことが知られていす。
1)ぶどうはつる性なので、棚か支
柱が必要です。
2)日光が好きなので、日当たりの
良い場所に植えます。
3)雨に当たると病気が出るため、
農業用ビニールの雨除けがある
と良いです。
4)病虫害や鳥害から守るため、果
房には袋をかけます。
5)翌年の結果枝を出させるため、
つるは剪定で根元を数十cm残
して切ります。
品 種
ぶどうは、さまざまな品種があり、主要なものについて紹介します。
ぶどうの栽培品種は、世界的にみると「欧州種, 米国種, 欧米雑種」の3種類に分けられます。
起源は、黒海沿岸などに自生するVitis vinifaという種の亜種sylvestrisと、北アメリカに自生するVitis labruscaという2種類から欧州種と米国種がつくられました。
日本で栽培されている品種のほとんどは欧米雑種です。
なお日本には、ヤマブドウ, エビズル, サンカクズルといった、野生種が自生をしています。
巨 砲
皮も食べられる品種に、とって代わる傾向。
デラウエア
早生(わせ)の小粒品種。
巨峰がシェアを奪うまでは、日本でもトップシェアを持っていた。
ピオーネ
巨峰とマスカットと掛け合わせた大粒品種。
高糖度の実現も可能で、真っ黒な着色まで迫力のある美しい房ができる
マスカット
勢力を拡大しだした優良品種。
皮も食べられ、高糖度。
高級品種として、名も知れ渡っております。
一般的な肥培管理
肥料を与えすぎると樹勢が強くなり実つきが悪くなったり、組織が軟弱になることで病害虫に侵されるので注意をしましょう。
地植えでは、収穫後のお礼肥えだけでも十分な場合もあります。
(生育が悪い時は、肥料の施用をおすすめ)
枝葉が茂り、ぶどうの実がなり始めた頃が追肥を行うタイミングです。
果実が大きく生長するのに養分が必要なので、追肥は欠かせません。
追肥では、枝が伸びている範囲の下にボカシ肥料を適宜まくようにしてください。
ぶどうの施肥時期は、11月中旬の元肥、6月上旬、9月下旬の追肥に分けられます。
有機配合肥料を元肥で1キロ(8-8-8の場合)、6月, 9月の追肥は、速効性の化成肥料で200グラムほど撒布。
ただし、6月, 9月の追肥は、勢いが強すぎる場合は諸刃の剣です。
タイミングが良ければ、果実の肥大を助けたり、翌年の生育を助けたりしてくれるのですが、ズレてしまうとたちまちバラ房になったり、着色しなくなったり不具合が出てきます。
肥料は「元肥」と「追肥」のタイミングを考えることが大切です。
葉が落ちてきた10~11月頃に緩効性肥料を元肥として与えます。
収穫が終わる頃に樹や葉の状態から追肥が必要であれば、窒素成分を含む速効性肥料を与えましょう。
◆ 土作り
排水が良く、有機物と微生物がいっぱいの土をつくることが大切です。
日当たりの良い場所を選ぶ。
有機質の肥料(ボカシなど)を加えて、微生物の活動を活性化させる。
休眠期の枝や幹には晩腐病, 黒とう病の菌糸やカイガラムシ, ハダニが越冬しています。
病害虫は、生育期の薬剤散布だけでは完全に防げないので、越冬病害虫の密度を出来るだけ減らしておくことが重要です。
「ジオ バンク メソッド」対策
潅 水
「ズットデルネ/ Pro」を定期的
潅 水
ぶどうは、乾燥に強く一方で、耐水性も高いです。
鉢植えの場合は、表土が白く乾燥してきたら、鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと潅水します。
露地の場合は、有孔チューブを用いてドリップ潅水がおすすめです。
目安は、土壌に水を吸わせた時に、最大で含むことができる水分量が60~80%が最も良い生育をするとされています。
葉面散布
「リズム3」熟成アミノ酸 酵素肥料(特殊液体肥料)を葉面散布
廃糖蜜を発酵させて作っています。
化学処理をせずに天然発酵によって、分解された約18種類以上の必須アミノ酸が含まれた液肥(特殊肥料)です。
植物が健全生育に必要とする微量要素が触媒作用によって、三要素肥料で高品質に安定 多収穫が可能です。
窒素, リン, カリ肥料分が、ほとんど含まれていないため、作物の生育ステージを問わず、安心して使用することができます。
通常1,000倍に希釈し、単品もしくは農薬と混合で、葉面散布しても利用できます。
熟成のアミノ酸は、植物への吸収が早く、速効性が高い。
低温, 高温, 霜, 乾燥, 日照不足, 長雨, 病害虫など、障害が発生した際の回復促進や、作物の抵抗力の増加の効果が見込めます。
有機栽培でも、安心して使用することができます。
マンゴ, 桃, リンゴ, さくらんぼなど、様々な果樹で活用できます。
1.「ジオバンクメソッド」実践
・「ズットデルネ/Pro」を液肥と混
用可能で、単品でも5~7日ごと
に潅水
・「リズム3」に、液肥や薬剤との
混用散布で、発芽直前~収穫期
まで防除に沿って散布
・シーズン中3~7日ごとに葉面散布
(通常は1000倍希釈を推奨)
・軟弱徒長(つるボケ)の場合、
500倍で毎回「リズム」葉面散布
※1年目の初回で効果が実感できる
場合と、3年ほど継続利用してから
実感できる場合があります。
毎回、必ず入れて葉面散布すること(継続利用)がポイントです。
2.栽培における効果
・葉っぱの色艶が良くなる
・アミノ酸酵素液の効果で、果実の
品質が良くなる(日持ち/糖度/食
味が向上など)
・虫や病気に強い樹になる
(薬剤の届け出はない)
※継続利用で、人間が元気のように
虫や病気による、抵抗力が増した
強い樹に育ちます。
○定期的なズットデルネ/Pro灌水を
励行する。
灌水間隔は5~7日とし、300~
500倍希釈液を1回の灌水量は20
~30mmを目安とする。
○灌水施設の無い園では、樹冠下を
中心に1樹当たり約200mlを灌水
し、敷きわら等のマルチをして土
壌からの蒸散を防止する。
○草生栽培園では、水分競合を防ぐた
め、早めに草刈りを行う。
○直接果房に日が当たる場合は、クラ
フト紙などの傘をかけ、果房が高
温にさらされないようにする。
○着色期に高温が続く場合は、除袋を
早めたり, 夕方に圃場への散水や棚
上散水を行う
◆生育期
新梢管理(芽かき、新梢誘引、摘心、副梢管理)
発芽期の土壌水分管理
1回目:展葉2~3枚を目安に不定芽、副芽、結果母枝基部の芽を中心に整理します。
しかし、晩霜の恐れがある地域では、1回目の芽かきは遅らせた方が安全です。
2回目:展葉6~8枚を目安に、花穂を持たない新梢、極端に弱い新梢や強い新梢を中心に整理し、新梢の勢力を揃えるようにします。
3回目:開花直前~結実後を中心に、棚面の新梢の混み具合や実止まり具合を考慮して行い、最終新梢本数に仕上げます。
最終的に残す新梢は棚面が暗くならない限り、出来るだけ多くしてください。
新梢生育と葉の役割
新梢は、日長や光, 温度の条件が良ければ旺盛に伸長します。
しかし、栄養生長(新梢や根などの栄養器官の生長)である新梢の生育の途中で、開花, 結実など生産に重要な生殖生長(植物が次世代を残すための花芽分化や開花, 受精, 成熟にかかわる生長過程)も同時に進行します。
この段階での過度な新梢の生育は結実不良、果実肥大不良などの原因となります。
1 摘房
種なし栽培では結実が安定してい
るため、早めから摘房を行うこと
が出来ます。
誘引が済み次第実施してください
樹勢が弱い樹では、早めに実施し
て新梢の伸びを促します。
摘房の目安は、最終着房数の2~
3割増とし新梢勢力に合わせて、
新梢長30cm以下ではカラ枝、
30~80cmでは1花穂、80cm以
上では2花穂とします。
残す花穂は第1,2花穂のどちらで
も良く、房尻がスラットして、出
来れば下向きの花穂を使います。
第1,2花穂とも房尻が変形して
いる場合は副穂を利用します。
副穂先端の形状も悪い場合は、花
穂上部の大きめの支梗を使います
2 房作り
花穂が伸びきった開花始め期頃が
適期です。
早く行う場合は、花穂が伸びるため
やや短めにしてください。
(品種によって花穂長は異なります)
巨峰、紫玉などは、3.5~4cm、
ピオーネ、ゴルビーは、3.5cm、
藤稔、翠峰は、3~3.5cmを目安。
房尻は、原則として摘みませんが、
品種により(紫玉など)あるいは樹勢
の弱い樹などは摘んだ方がよい場合
があります。
3 第1回目ジベレリン処理
○処理時期, 方法
房作りした花穂の房尻まで咲き
きった状態が適期となります。
生育が一斉ではないので、開花に合わせて数回に分けて処理をします。
房尻まで、咲ききった房が中心となる時期にまとめて処理が出来れば、処理回数を少なくできます。
しかし、処理が遅くなると有核果の混入が懸念されるため、満開2週間前~開花始め期の間にアグレプト液剤1,000倍を散布しておくことが必要となります。
◆収穫期
ブドウの収穫時期は、外見だけで判断するのは難しいです。
着色と併せて糖度(Brix)と酸度(pH)あるいは、酸含量(酒石酸g/100ml)を調査し、収穫時期を判断します。
ブドウの食味は、糖度と酸含量のバランスで決まります。
糖度を酸含量で割った数値を『甘味比』と言い、食味の目安になります
肥大の過程は、開花期以降に急速に肥大する第Ⅰ期、その後の一時的に肥大が停滞する第Ⅱ期、再び肥大が進む第Ⅲ期に分けることができます。
第Ⅰ期:落花直後から、果粒内部の細胞分裂と肥大が盛んな時期で、十分な土壌水分が必要となります。
また、この時期の摘粒によって、果粒数を適切に制限することで細胞数が増加し、果粒肥大が促進されます。
一般的に摘粒時期が早いほど、その効果が高いとされ、前回お話しした予備摘粒の有効性が、認められています。
第Ⅱ期:硬核期とも呼ばれ、一時的に種子の形成に養分が供給され、果粒の肥大が停滞する時期とされています。
しかし、種子を形成しない無核栽培においても不明瞭ながらもこの停滞する時期は存在します。
ベレーゾン期:第Ⅱ期から第Ⅲ期に入る時期をベレーゾンと呼び、果実の生長は転換期になります。
果粒の軟化に加え、糖含量の増加と酸含量の減少、アントシアニン(色素成分)の生合成などの大きな生理的な変化が起こり始めます。
「水が回る」とか「水を引き込む」などとも呼ばれています。
第Ⅲ期:果粒に養水分が急激に集積し、細胞が肥大する時期にです。
この時期の水分管理が不適切であると、裂果の発生を助長します。
ぶどうの収穫時期は糖度と酸度を目安にします。
品種にもよりますが、糖度18%以上、酸度pH3.3以上に達したら収穫の合図です。
収穫時期に困ったら、品種ごとに収穫時期を見極めるカラーチャートを利用するのもおすすめです。
◆収穫後
収穫の終わったブドウの樹はゆっくり休んでいるようですが、根は成長を続け、葉は光合成活動を続けています。
収穫後は「お礼肥」、「お礼消毒」等により、根の生長を助け、葉を健全に保つことが必要となります。
○貯蔵養分とは
秋に葉で生産された同化養分が、
枝, 幹, 根に移り、でんぷんや糖
などの炭水化物として貯蔵されて
いる。
○貯蔵養分の重要性
翌春の発芽や新梢の発達は、前年
から樹体内に確保された貯蔵養分
によってまかなわれます。
ぶどうにおける、果実生産の出発点
は発芽, 展葉期ではなくて、貯蔵養
分の蓄積期であるといえます。
貯蔵養分の蓄積量の増加は、訪れる冬に備えて樹体を保護し、次年度の春の目の発達、新梢の初期の伸び方を左右します。
収穫の実値で、健康なぶどうを収穫
「微生物 酵素」で高質に安定 多収穫
基本づくり
≪基本使用方法≫
◇ 定植前 : 土づくり時に1反(10a)あたり18kg(原液量)を土壌散布する。
(定植までに1回)
◇ 育苗中 : 800倍希釈液を苗に葉面散布する。(1回/10日)
◇ 定植後 : 1反(10a)あたりに5000ml(原液量)を土壌潅水する。(3~4回/月)
または、300~800倍希釈液を葉面散布する。(2~3回/月)
※上記の()内は、使用頻度の目安になります。
※水の量は、農作物の品種や生育状態、天候や時期等に応じて適量を与えてください。
リズム3 / ハッパネ
◇ 育苗中 : 1.000倍希釈液を苗に葉面散布する。(1回/10日)
◇ 定植後 : 1反(10a)あたりに150ml(原液量)を葉面散布する。(4~5回/月)
または、500~1.000倍希釈液を葉面散布する。(2~3回/月)
※上記の()内は、使用頻度の目安になります。
※水の量は、農作物の品種や生育状態、天候や時期等に応じて適量を与えてください。
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