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Blog実例紹介

知ると得する 微生物&酵素

2026.01.16【ジオバンクミーンズ】イチゴを玉伸びよくして...反収9取り

生産者の方々に...参考になれば、幸いです。

効果には...個人差があり、
 効果を...保証するものではありません。


完熟イチゴ


イチゴの玉伸び(果実肥大)」は、細胞分裂期(開花~着果初期)細胞肥大型(肥大期)の2段階を外さず支えることが核心です。

イチゴの「玉伸び(果実肥大)」を促す...実践的手法を、
☑ 生理メカニズム →

 栽培操作 →

☑ 資材・環境調整

.....の順で整理

以下に現場で再現性の高い手法を、生理/ 環境/ 栄養/ 資材の観点から体系化します。

① 玉伸びの基本メカニズム(重要)

イチゴの果実は花托(かたく)が...肥大したものです。

玉伸び=種子(痩果)で作られるオーキシン量 × 光合成産物の供給量 × 細胞の水分保持・伸長力

で決まります。

つまり、

  • 受粉が完全

  • 葉がよく働く

  • 根が水と養分をスムーズに送れる
    ことが前提条件です。


花芽分化(イチゴ)


② 栽培操作でできる玉伸び促進技術

1️⃣ 受粉の最適化(最優先)

玉伸び不良の8割は「受粉不足」です。

  • ミツバチ/ マルハナバチの活動確保

  • 開花期の低温/ 高湿を避ける

  • 灰色かび対策で...花粉の健全性維持

☑ 先端まで丸く太る果実=完全受粉の証拠


2️⃣ 葉の“働き”を最大化する

玉伸びは葉→果実への糖転流量で決まります。

  • 展開葉3~4枚/ 果房を確保

  • 下位老化葉の早期除去

  • 葉温 20~25℃ を維持

  • 過度な窒素で葉だけ茂らせない

☑「葉が多い=玉が大きい」ではなく
☑ “働いている葉”が多いことが重要



3️⃣ 水分管理(急変NG)

玉伸び期は...細胞伸長期です。

  • 乾湿差を作らない

  • 朝にしっかり給水、夕方控えめ

  • 高EC・塩類過多は玉止まりの原因

☑ 「水が足りているのに大きくならない」は
   水が細胞内で...使われていない状態


4️⃣ 温度コントロール

フェーズ昼温夜温
開花〜初期肥大 18〜22℃ 8〜10℃
肥大期 20〜25℃ 10〜12℃
  • 夜温が低すぎる → 転流低下

  • 昼温高すぎる → 呼吸ロス増大


③ 栄養・資材面からの玉伸び対策


ズットデルネ

1️⃣ 生理生態特性活性の基本(ここを外さない)

▶ 玉伸びを決める2段階

  • ① 細胞分裂期(開花~7日)
    →「最終サイズの上限」が決まる

  • ② 細胞肥大型(7日以降~収穫)
    → 水/ 同化産物(糖)・K/ Caで実サイズを実現

※ 初期に失敗すると、後から何をしても伸びないのがイチゴの特徴。


2️⃣ 開花~着果初期(最重要ゾーン)

☑ 受粉・種子数の最大化

  • 温度:15~22℃

  • 湿度:60~80%

  • ミツバチ/ マルハナバチの活動確保
    ※奇形果=種子数不足=玉伸び不良

☑ 初期水分の安定

  • 過乾燥/ 過湿を避ける

  • 土壌水分は“常に動く水”(停滞させない)

☑ カルシウムの初期供給

  • Caは細胞壁形成=伸びる土台

  • 根域Ca + 葉面微量Ca(低濃度)

  カルシウム(Ca)

  • 細胞壁の安定化

  • 果皮の張り/ 硬度アップ

  • 玉伸び後半の“締まり”に必須

※過剰Caは肥大抑制になるため注意




3️⃣ 肥大期(玉を実際に伸ばす)

☑ 水分管理(最大要因)

  • 日中の軽い吸水→夜間の過剰給水NG

  • 夜に水を入れすぎると
    → 軟果/ 白果/ 日持ち低下

☑ ポイント

「水量」より水の回転(吸って吐く)


☑ カリ(K)と糖に転換

  • Kは、糖を果実へ運ぶ鍵

  • EC上げすぎNG(根圧低下→逆効果)

  • 微量要素(Mg/ B)も転流補助

  カリ(K)の“効かせ方”

  • 玉伸び=浸透圧と糖転流

  • 即効型Kより安定供給型が有効

  • Ca・Mgとのバランス必須




4️⃣ 環境制御(見落とされがち)

☑ 温度

  • 昼:20~25℃

  • 夜:8~12℃
    → 夜温が高すぎると「呼吸で糖消費」=玉伸び止まる

☑ 光

  • 日照不足=光合成不足=玉伸び停止

  • 冬期は葉面を立たせる草勢が重要


5️⃣ 微生物 / 酵素を使った“玉伸び促進”の考え方

玉伸びが良くなる圃場の共通点:

  • 根圏の水分活性が高い

  • 糖/ ミネラルが可動化されている

  • 植物ホルモン様物質が自然生成

微生物/ 酵素の作用点

  • 有機態K・Caの可溶化

  • 根毛発達 → 吸水量増加

  • 光合成産物の転流促進
    (※ 生理生態特性を活性化サポート)

☑ 根域微生物(ズットデルネ系の役割)

  • 有機物分解 → 吸える栄養に変換

  • 根圏の水分・酸素バランス安定

  • 微量要素の可溶化 → 初期細胞分裂を支援

☑ 結果:

「花は付くが...玉が伸びない」状態を回避


✔ 酵素資材(リズム3系の役割)

  • 水分子の結合・解離リズムを整える

  • 蒸散 → 吸水 → 転流の循環をスムーズに

☑ 結果:

水はあるのに...大きくならないを防ぐ


6️⃣ NG行動(玉伸びを止める原因)

❌ 窒素過多(葉ばかり・果が太らない)
❌ 夜間過水
❌ Ca不足(初期)
❌ 受粉不良を放置
❌ EC急変(根が止まる)

玉伸びが止まる典型原因(即チェック)

症状原因
先端細り 受粉不足
玉が硬い 水分活性不足
色先行・肥大不足 夜温低すぎ
果形バラつき 葉数・転流不均衡
初期肥大が遅い 根圏低温・EC高

7️⃣ 生育状況を即効チェックリスト

  • □ 花が大きく、花粉が多い

  • □ 着果7日以内にストレスなし

  • □ 夜温が高すぎない

  • □ 水が「入って・抜けている」

  • □ 根が白く、匂いが良い


☑ まとめ(超要点)

イチゴの玉伸びは「花・葉・根」の三位一体管理
受粉 → 葉で作る → 根で運ぶ
この流れが止まらなければ、自然に玉は伸びる


イチゴの玉伸びは「初期7日で...8割決まる」

 そのために

受粉 × 水循環 × Ca × 根環境
   
を...外さないことが最大の近道。

玉伸びが良くなる圃場の内部循環

微生物活性

 ↓

有機物分解・ミネラル可動化
 ↓

根毛増加・吸水力UP

 ↓

水分活性UP

 ↓

細胞伸長・糖転流促進

 ↓

玉が“自然に”伸びる


 作用点別・玉伸び強化マップ

① 根圏(水の入り口)

  • 微生物 → 団粒化

  • 酵素 → 有機態K・Caを可溶化

  • 結果:吸水スピードUP

 玉が「硬くならずに伸びる」


② 導管(運搬)

  • 微生物代謝物(有機酸)
    → ミネラルキレート化

  • 導管詰まり軽減

 葉で作った糖が果実へ届く


③ 果実内部(細胞)

  • 水分活性↑ → 細胞膨圧維持

  • Caが“固定”されやすくなる

 肥大+果皮の張りを両立


☑ 微生物・酵素の最大の価値

❌ 肥料を増やす
⭕ 「使われない肥料」を使える形に変える

→ 玉伸びが「自然現象」になる


③ 「玉伸びが悪い」と言われた時の即答トーク集

Q1.「水も肥料も入れてるのに玉が伸びない」

 即答:

「入ってます。でも細胞の中で使われていません

補足:

  • 高EC

  • 根圏低活性

  • 微生物不足


Q2.「最近、玉が途中で止まる」

 即答:

夜温と転流が止まっています」

補足:

  • 夜温低下

  • 葉の老化

  • 導管詰まり


Q3.「先が細くなる」

 即答:

受粉不足+初期水分不足です」

補足:

  • 花粉活性低下

  • 開花期乾燥


Q4.「大玉が安定しない」

 即答:

根が玉の要求量に追いついていません

補足:

  • 根圏微生物の弱さ

  • 初期肥大の遅れ


「玉伸びは、肥料の量ではなく

  水と養分の“流れ”で...決まります」




効果には...個人差があり、
 効果を...保証するものではありません。

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