2019.03.25たい肥作りの「嫌気/好気性菌」土壌/微生物相を改善、発根/活着促進「ペサージ」
野菜栽培の基本と土作り
野菜の成長と、肥料のやり方
野菜の成長に必要な必須要素は、窒素(N), リン酸(P), カリ(K)の三大要素に加え、マグネシウム, カルシウムが重要です。
有機物(残渣, 残根, 食品残渣などの)発酵/ 腐熟 促進材
慣行の栽培(化学肥料や化学農薬を使用する栽培)や自然栽培, 有機栽培には『微生物 酵素』を使って、土着菌の活性や多様性微生物の豊かな、肥沃の土壌が大切です。
多種多様の微生物の「ぺサージ」
嫌気性菌を主成分に好気性配合/ 微生物群バイオで、微生物相を好転/ 発根作用, 活着効果に発揮します。
・多彩な微生物が、発根促進を
サポート!
・根張りで活着を加速する、肥料の
吸収力を向上!
・ホクホクの土
※ 団粒構造化が、野菜づくりの鍵!
<概 要>
「ペサージ」に添加されている多種多様の微生物(乳酸菌/ 枯草菌を含め5種の糸状菌, 光合成細菌を含め2種の細菌, 1種の酵母)群は、難溶性のリンを植物に利用できる状態にするリン溶解能力を持っています。
<特 長>
◆「微生物 酵素」は、環境を
選ばない!
「微生物 酵素」資材は、使用する環境や使用頻度によって効果に差があり、説明通りの効果が出ない場合も多々あります。
「ペサージ」は、特殊な菌ではなく、地域の有用(土着菌)微生物を増やす餌としても働くため、地域の寒暖などの環境で大きく効果が違います。
生菌効果の他に、微生物が繁殖段階で生産した菌体外酵素, アミノ酸, 抗生物質等も多く、総合効果を発揮します。
◆農薬(殺虫剤)と併用が可能!
「微生物 酵素」は、通常農薬との併用は微生物や酵素の活性が落ちるため避ける場合が多く、その分…使用回数が増える手間が掛かり、嫌われるケースが多くありました。
「ペサージ」は、浸透移行性の強い殺菌剤との併用では減菌
◆活性低下の可能性はあるが、農薬
との併用が可能
※ 農薬は、通常の希釈倍率で使用し
「ペサージ」は、5~10%を
添加してください。
・確かな効果と農薬の削減を実現!
「ペサージ」を使用した堆肥は、植物が健全に生育し免疫力が高まり、農薬の削減が可能です。
「ペサージ」で添加された微生物の働きにより、良質な堆肥の速やかな製造が可能です。
堆肥のみならず、剪定くず、収穫物残渣(稲わら, 野菜くず, 残根)などの有機物の分解に卓越した能力を発揮します。
「ペサージ」に添加されている微生物群は、土壌, 有機物から分離された菌ですので、環境に対して悪影響は与えません。
<成分・内容>
肥料成分(N-P-K)% 添加菌 性状 0.038-0.004-0.040 Bacillus sp.(細菌)
2種 Penicillium sp.(糸状菌)
3種 Aspergillus sp.(糸状菌)
2種 Debaryomyces sp.(酵母)
1種 液状
※N:窒素 P:りん酸 K:加里
放線菌群, 硝化菌, 根粒菌, アゾトバクター, 硫黄細菌, 光合成細菌, 繊維窒素分解菌, 酵母菌, 高熱菌等, VA菌根菌を有効成分とした微生物資材です。
植物のりん酸吸収を改善し、根張りの良い健全な苗を育成します。
優良たい肥は出来るだけ、植物の周囲(畝筋)に与えてください。
VA菌根菌は、植物に共生する微生物です。
VA菌根菌を使用しているので、キノコ栽培には不向きです。
<使用方法>
堆肥づくりの場合、稲わら, バーク, おがくず, キノコ培養残渣, 刈り芝, 剪定有機物などの堆肥化促進材として5~10%撒布します。
ぼかし肥の種菌として、有機質肥料を発酵してぼかし肥を作るとき、堆積時に10~20%混合すると良質なぼかし肥ができます。
サッチの分解 (ゴルフ場) グリーンやフェアウェイに200~500g/㎡の量で撒布し、十分にかん水を行ってください。
病原菌のエサとなるサッチを分解し、芝の生育を良好にします。
収穫物残渣の分解, 畑地などの収穫物残渣の分解には、20㎏~40kg/10a程度の量を全面に散布し、残渣とともに土中にすき込んでください。
害虫や農作物に有害な微生物によって、農作物が病気になってしまうことがあります。
病気の原因を取り除くために農薬が用いられることがありますが、この農薬に代わるものとして近年では「微生物農薬」が増えてきています。
微生物農薬は自然界に元々存在している微生物を利用した農薬であり、害虫から植物を守ることのできる微生物や、有害な微生物から植物を守ることのできる微生物が選抜されています。
また、現在利用されている微生物農薬は農林水産大臣による農薬登録もされています。
例えば先に紹介した細菌の1種であるバチルス類や、カビのボーベリア類と呼ばれる微生物は害虫駆除に利用されています。
病原菌を防ぐ働きを担う細菌やカビもいますし、除草剤の代わりを担う細菌もいるほどです。
微生物農薬が徐々に認知度をあげている理由には、自然環境への影響力が少ないことが挙げられます。
農薬とはいえ、元々自然界に存在する微生物を利用しているわけですから、標的となる生物以外への影響力を最低限減らすことができるのです。
また化学農薬を利用する場合、害虫などがその農薬に対して抵抗性をもつことがありますが、そうなると化学農薬の効果は低下してしまいます。
現段階では、微生物農薬を利用することによって、抵抗性が発達した事例はほとんどありません。
そのような点からも、微生物農薬は注目されているのです。
野菜作りと土作り
- 良い土とは
- 野菜づくりに必要な土の養分とpH
- 有機物の重要性
- 堆肥の作り方と施し方
- 米ぬか"ぼかし肥"の作り方
- 肥料の種類と特長
- 要素欠乏の症状
- ミニ情報:過剰な施肥に注意
上手な野菜作りのためには、土作りが重要です。
野菜は地上で光合成を行い、土中で養分を吸います。
野菜が嫌う土壌では、農作物はうまく育ちません。
野菜が好む良い土壌には、どのような特徴があるのでしょうか。
今回は野菜作りに適した土の特徴から畑の耕し方など、良い土を育てるためのノウハウを余すところなく紹介していきます。
野菜作りに適した土の特徴
●良い土のの7項目
1.根が十分に張れる
2.通気性と排水性が良い
3.保水性・保肥性にすぐれている
4.適正な酸度である
5.清潔である
6.異物が混ざっていない
7.微生物が多く含まれる 野菜作り
に適した土は、一般的に水はけ
が良く保水性があり、有機物を
含んでいます。
野菜は、土中に根を張りますので、小石などの異物が少なく、土がフカフカと柔らかいことも重要です。
トマトやキュウリ、ナスなどは地温が低いとうまく育ちませんので、ぜひ利用してみてください。
微生物 酵素の触媒作用に最大限活用した「ジオ バンク メソッド」
土中には、微生物が多種多様に存在して、大自然の恵みがある。
微生物の生理生態を営む代謝は、自らが生成した酵素で豊かに生命活動する。
酵素(アミノ酸/核酸)は、植物の生理生態特性に高い親和性で大きく貢献する。
肥料(有機/無機/化学)機能は「微生物 酵素」で活かされる
微生物由来の有用酵素は、地力を高め,野菜本来の生命力を最大限に、活力を活性
◆微生物を用いた土壌改良(土作り)が…
土作りの根幹は、微生物相の改善で肥沃な地力に向上
- 物理性
- 土壌の団粒化(浸水性/通気性/保水性)を、理化学的に改良
- 化学性
- Ph調整(土壌酸度の矯正などの土壌改良効果にも発揮)
- 生物性
- 豊かな生態系の土壌環境づくりが、豊富な発行生成物を生成
◆酵素を用いた体質改善(野菜作り)が…
酵素によって、ミネラル肥料を最大限に発揮させられる。
高品質に安定多収穫のチカラは、酵素とミネラルで窒素を有効活用。
各堆肥や有機質発酵(分解)は、嫌気性菌のチカラで地力向上
- ワラ/もみ殻/落ち葉/青草/木材くず/ 剪定チップライト
- 各種畜糞
- (牛糞/鶏糞/豚糞/馬糞など)
- 有機肥料
- (食品残渣/骨粉/魚かす/油かすなど)
これらの原料(有機物や天然鉱物質肥料)を微生物処理で、発酵生成物(アミノ酸/ 核酸/ ホルモン物資)を生成、または土壌の浸水, 排水性/ 通気性/ 保水性に保肥性なども向上。
有機栄養の重要性
植物の根から養水分を吸収して、葉の光合成と生合成で生育/ 成長を営んで、 高品質に安定多収穫を可能 肥料の種類と特徴 一般に、肥料に使われるのは、窒素, リン酸, カリの3要素です。
カルシウムとマグネシウムは、石灰質資材として、土の酸性度の調整に使われます。
肥料の種類
- 単肥
- 窒素、リン酸、カリのどれか一つ を含む肥料
- 配合肥料
- 窒素、リン酸、カリ原料を、2成
- 分以上混合した肥料
- 化成肥料
- 窒素、リン酸、カリ成分が、バラ
- ンス良く含まれる粒状の肥料
※ 配合肥料と化成肥料は、「複合肥
料」と呼ばれます。
有機肥料
油かすが代表的。
油かすには窒素だけでなく、リン
酸、カリも含まれている。
リン酸肥料として知られている骨
粉にも、窒素が含まれている。
油かすも骨粉も、それだけでは肥
料成分が偏るので、他の肥料と配
合し、成分のバランスをとるとよ
い。
五大要素の特長
1)窒素
植物を大きく生長させる養分。
特に葉を大きくするため、葉肥
(はごえ)と言われる。
多すぎると徒長して軟弱になり、
病害虫に侵されやすくなる。
足りないと発育が悪く(大きく育
たない、収量が少ない、品質がよ
くないなど)なる。
2)リン酸
花肥(はなごえ)や実肥(みご
え)と言われ、開花や結実に不可
欠の養分。
多すぎると鉄(Fe), マグネシ
ウム(Mg), 亜鉛(Zn)を欠
乏させ、足りないと発育不良から
開花や結実の遅れ、子実の品質や
収量の低下がみられる。
3)カリ(カリウム)
主に根の発育に関係するので、根
肥(ねごえ)と言われる。
水溶性のため流亡しやすいため、
少しずつ追肥すると効果がある。
不足すると枯れ葉や落葉が早く見
られ、病気にかかりやすくなる。
4)カルシウム(石灰)
畑の土は徐々に酸性に傾きやすい
ので、土の酸度(pH)に応じて
作付け前に必ず混ぜるとよい。
土を中性に近い状態にしておく
と、根張りがよく、土壌微生物の
有益な菌を増やすことができる。
5)マグネシウム(苦土)
葉緑素の主成分なので、不足する
と光合成の働きが悪くなる。
農作物を育てるためにバチルス菌は、有機物の肥料や土壌中に含まれる有機物を利用して増殖していきます。
バチルス菌が増殖した土壌は徐々に、農作物の生育に役立つ状態の土壌環境へと整えられていきます。
農作物を育てる上で、最も重要なのはやはり「土」なのではないでしょうか。
味の良い、実が豊富にみのる品種の種子を用意しても、生育に適した土を用意することができなければ、農作物の品質どころか生育そのものが妨げられることになります。
農作物を育てる上で良い土の条件は、有機物が豊富でふかふかとしており、生育に適したpHや肥料もちの良さ、微生物やミミズといった土壌生物が豊かな生育状況であることです。
生物相(せいぶつそう)が豊かな土壌であれば、彼ら土壌微生物の活発な生育によって、植物に必要な栄養素が十分量供給されることになります。
もちろん土壌微生物の中には、農作物の生育に悪影響を与える微生物も存在しますが、生態系のバランスさえ保たれていれば農作物へ悪影響を与える微生物の数が極端に増加することもありません。
微生物は、人の目に見えないだけで土壌のみならず空気中にも存在しているような生物です。
今回はそんな土壌微生物に着目し、土づくりにおいて微生物を活用する方法をご紹介しました。
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