Loading…

Soil-Building Microbes土作り“微生物”

土作り“微生物”

2026.01.23【ジオ バンク ミーンズ】ズットデルネの土壌潅水:土.根.壌 コラム

溶液栽培(養液栽培)における

①供給する養液のpH
②排出される廃液(ドレン)のpH は、
根の状態・吸収バランス・トラブルの早期発見を判断する
 非常に重要な指標です。

以下、実務で使える基準値+読み取り方で整理します。

「ズットデルネ」が、どのように栽培環境を整え、慣行農業の可能性を引き出すのか

その仕組みとメリットを詳しく解説します。


1. ズットデルネが...肥料の「効かせ方」を変える仕組み
 ズットデルネは、それ自体が栄養分となる肥料ではなく、「肥料が働きやすい環境を整える脇役」として機能します
 具体的には、以下のメカニズムで、肥料の有効化をサポートします。

微生物相の再構築と可給態化:
 土壌中の微生物相(分解、発酵、溶解、共生、循環)を整えます
 これにより、土壌に眠っている有機物やミネラルを、植物が吸収しやすい「可給態」の状態へと導きます
根圏環境の安定と代謝の活性化:
 嫌気性菌を主体とした微生物の働きにより、根の代謝を立ち上げ、植物が肥料を受け取るための「受け皿」を準備します


酵素反応の促進:
 微生物と酵素の働きを活性化させることで、植物体内の酵素反応をスムーズにし、
栄養利用効率を高める仕組みです


2. 慣行農業において化学肥料・農薬と併用するメリット
 慣行農業において、化学肥料や農薬を否定するのではなく、それらと「共存」しながら効果を最大化できるのがズットデルネの特徴です

「入れているのに効かない」の解消:
  慣行農業では...肥料を十分に施していても、土壌環境の乱れや代謝の停滞により品質が伸び悩むことがあります
  ズットデルネは土壌環境と生理反応を整えることで、既存の肥料の効果を「品質の底上げ」へと繋げます

酸化ストレスの低減:
 化学肥料や農薬の使用、あるいは環境負荷によって生じる、植物体内の
酸化ストレスを低減するサポートをします
作業の邪魔をしない高い併用性:
 殺虫剤を含む農薬や化学肥料との併用が可能であり、現場のルーティンを大きく変えずに導入できます
 ※ただし、殺菌剤との混用は避けてください。
生育ステージごとの安定:
 定植初期の根作りから、収穫期の品質仕上げまで、各ステージで植物が「疲れにくい」状態を維持し、エネルギー配分を安定させます
3. 「抗酸化力」の向上が品質や収量に与える影響
 作物が本来持っている「抗酸化力」を引き出すことは、単に病害虫に強くなるだけでなく、最終的な農産物の価値(品質)に直結します
光合成効率の安定化:
 抗酸化力を高めるミネラルが機能することで、
光合成が旺盛かつ安定して行われるようになります
 これにより、エネルギー生産がスムーズになります。

代謝の円滑化による内容成分の向上:
 糖やアミノ酸の合成がスムーズに進むため、「色艶」「旨み」「日持ち」といった品質面での変化が期待しやすくなります
品質の安定的な維持:
 酸化ストレスに強くなることで、天候不順などのストレス下でも「実に回す力」を落としにくくなり、結果として高品質な産物の安定的多収穫をサポートします
 ズットデルネは、即効性のある治療薬のような資材ではありません
 しかし、継続的に使用することで「土・根・体内環境」をつなぐ中間調整役として機能し、慣行農業の現場において、より確実な手応えを得るための土台作りを可能にします。


① 供給する養液(原液・給液)のpH基準

▶ 基本の適正範囲 例

pH 5.5〜6.5

この範囲であれば、主要養分(N・P・K・Ca・Mg・微量要素)が
最もバランスよく吸収されます。

作物推奨pH
葉物(レタス・小松菜) 5.8〜6.2
果菜(トマト・キュウリ) 5.8〜6.5
イチゴ 5.5〜6.0
ハーブ 6.0〜6.5

② 廃液(ドレン)のpH基準と見方

▶ 正常範囲

給液pH ±0.3〜0.5以内

例)
給液 pH 6.0 → 廃液 pH 5.5〜6.5 なら正常


③ 廃液pHが「下がる」場合(酸性化)

▶ 例

給液 6.0 → 廃液 5.2

▶ 主な原因

  • 硝酸態窒素の吸収が多い

  • 根が活発で、陽イオン(Ca²⁺、Mg²⁺)を多く吸収

  • 有機物・微生物活性が高い

▶ 状態判断

生育が良ければ問題なし(むしろ健全)
 下がりすぎると根傷み・Ca欠乏リスク

▶ 対応

  • 給液pHを0.1〜0.2上げる

  • Ca・Mgバランス確認


④ 廃液pHが「上がる」場合(アルカリ化)

▶ 例

給液 6.0 → 廃液 6.8

▶ 主な原因

  • アンモニア態窒素の吸収

  • 根の活性低下

  • 酸素不足(根腐れ初期)

  • 塩類集積

▶ 状態判断

⚠️ トラブル予兆 のことが多い

▶ 対応

  • 根域の酸素供給改善

  • 給液ECの見直し

  • 微量要素(Fe, Mn)の欠乏チェック


⑤ 給液pHと廃液pHの「関係性」まとめ

状態判断
廃液pH ≒ 給液pH 吸収バランス良好
廃液pHが低い 根が元気(下がりすぎ注意)
廃液pHが高い 根トラブル疑い
日々変動が激しい 根圏不安定

⑥ 現場で使えるチェック頻度

  • 毎日:給液pH

  • 2〜3日に1回:廃液pH

  • 異常時:朝夕2回


⑦ よくある誤解(重要)

❌「廃液pHは給液と同じでないとダメ」
植物が吸収すればpHは動くのが正常

❌「pHが低い=悪い」
生育良好ならOK、極端が問題

① 作物別「pH × EC × 廃液」の理想パターン図(言語図解)

※実際の資料ではこのまま図に落とせます


 葉物野菜(レタス・小松菜・ほうれん草)

給液 pH 5.8〜6.2 EC 0.8〜1.4 ↓ 吸収 廃液 pH 5.6〜6.1(やや低下) EC 0.6〜1.1

 理想状態

  • 根が若く、吸収優先

  • 廃液ECが下がる=食ってる

⚠ 注意

  • 廃液pH<5.4 → 根先傷み注意


 果菜類(トマト・キュウリ・ナス)

給液 pH 5.8〜6.5 EC 2.0〜3.0 ↓ 廃液 pH 5.7〜6.6(ほぼ同等) EC 1.8〜2.6

 理想状態

  • pH差 ±0.3以内

  • ECがやや下がる

⚠ 注意

  • 廃液ECが上がる → 塩類集積・吸収低下


 イチゴ

給液 pH 5.5〜6.0 EC 0.8〜1.5 ↓ 廃液 pH 5.3〜5.8 EC 0.6〜1.2

 理想状態

  • 廃液pHはやや低めが安定

  • 根色が白〜クリーム色

⚠ 注意

  • pH上昇=根老化サイン


 ハーブ類(バジル等)

給液 pH 6.0〜6.5 EC 1.0〜2.0 ↓ 廃液 pH 5.8〜6.3 EC 0.8〜1.6

② トラブル別 pH変化・早見表(超重要)


❌ 根腐れ(初期〜中期)

項目変化
廃液pH 上昇(+0.5以上)
廃液EC 上昇 or 変動大
白→黄→茶
原因 酸素不足・微生物停滞

判断ワード
「吸えてない」

 対策

  • 溶存酸素改善

  • 給液頻度調整

  • 微生物・酵素資材の導入/再活性


❌ 尻腐れ(トマト等)

項目変化
廃液pH 低下(Ca吸収過多)
廃液EC やや低下
元気
果実 先端黒変

判断ワード
「吸いすぎて届かない」

 対策

  • 給液pH +0.1〜0.2

  • Ca濃度だけでなく水分移行改善

  • 急激な蒸散抑制


❌ 微量要素欠乏(Fe, Mn)

項目変化
廃液pH 上昇
葉色 黄化
原因 高pH固定

 対策

  • pH調整

  • 根圏活性回復


③ 微生物資材 使用時の「pH説明」

農薬・効能


 基 本

「微生物や酵素が入ると、
根が栄養を“取りに行く”状態になります。
その結果、廃液のpHが少し下がることがありますが、
これは根が動いている証拠です。」


 pHが、下がった時

「薬で下げているのではなく、
植物が養分を吸収した“結果”として
pHが動いているだけです。」


微生物剤:ズットデルネのまとめ(結論)

  • pHは合わせるものではなく、読むもの

  • 廃液は植物の声

  • 微生物資材はpHを動かすのではなく、吸収を動かす




購入先

Yahoo ショッピング サイト




ストアーズ ショッピング サイト

https://epo9ban9.stores.jp


 
ベイス ショッピングサイト
https://epo9japan.thebase.in/


Contactお問い合わせ

日本のがんばる生産者を応援!

高品質に多収穫メソッドに関してのお問合せ先